空手の型の種類(流派)一覧を紹介!それぞれの特徴を徹底解説!

空手の流派

空手の型の種類や流派は、現在どれだけあるのかご存知でしょうか?

同じ日本の武道として有名なのが、『柔道』です。

柔道は、そのおおもとは柔術から発展していますが、公式の流派は嘉納治五郎が興した「講道館」だけです。

素人から見れば、空手の流派も皆同じに見えてしまっているのではないでしょうか?

ところが、実際その流派で稽古をすればするほど、他流派は全く別のスポーツ、競技に見えてきます。

それほど、空手の流派は他の流派とは考え方思想が違います。

分かりやすく言えば、一人1流派作れるくらい、個人の考えが反映される競技なのです!

そんな、非常に謎が多い空手の型や流派に関して、解説していきたいと思います。

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空手の型の種類(流派)一覧を紹介!それぞれの特徴を徹底解説!

まず最初にお伝えしたいことは、空手の流派を一覧にしたり、分類は実際は不可能ということです。

例えば、ある流派が意見が対立して真っ二つに分かれますが、第三者からみれば〇〇流が分れたと見えます。

ところが、当事者から見ると、柔道と剣道が分れたくらい違うのです。全く相容れない二つの別のものが出来上がります。

今回は、その点に注意していただき、空手の流派をご紹介させていただきます。

まず、空手は大きく分けて、伝統派(寸止め)空手、直接打撃系空手に分かれます。

今回は、伝統派(寸止め)空手に絞ってご紹介します。

今回ご紹介するのは、

  • 松濤館(しょうとうかん)
  • 剛柔流(ごうじゅうりゅう)
  • 糸東流(しとうりゅう)
  • 和道会(わどうかい)

の4つです!!

松濤館とは?

創始者は、船越義珍(ふなこしぎちん)さんです。

船越義珍さんは、沖縄出身の空手家で沖縄唐手(からて)を日本本土に初めて伝えた人物であり、空手の段位を初めて発行した人物でもあります!

船越義珍さんは、本土にきてからは型を15のみで、この時は組手はあまりしらなかったようですね。

また、船越義珍さん自体は、一度も松濤館流を名乗っていません。

松濤館の特徴を解説!

松濤館の特徴は、松濤館は試合競技がなく、基本や型の稽古が中心です。

松濤館は、国内外に50あまりの支部を持つ団体で、1935年に発足して80年以上の歴史を持つ、日本で初めて「空手」と名乗った団体です。

また、松濤館は、柔道の「講道館」、剣道の「有信館」、空手の「松濤館」と、『武道専門三道場』と呼ばれていました。

松濤館は型中心の稽古法であり、現在19の型が制定されており、礼節や精神修養に重きを置いている団体です。

剛柔流とは?

創始者は、宮城長順(みやぎちょうじゅん)さんです。

宮城長順沖縄出身の空手家で、11歳の頃から、空手、那覇手(空手の一種)、中国拳法を修行しています。

そんな、宮城長順は、1930年に自ら『剛柔流』と命名し、空手史上初の流派をつくった人物です。

古来から伝わる沖縄唐手を合理性、科学性を加えた近代的な武道空手に完成させ、直接打撃制を提唱した極真会館創始者崔永宜(大山倍達)も分派しています。

剛柔流の特徴を解説!

剛柔流は、型が多く、伝系不明な型も多いです。

攻撃よりも守りや受けが中心であり、呼吸法に重きをおき、トレーニングは石や器具を使った部位鍛錬で、拳やすねを叩いて強化します。

門下生は、一定期間試合組手競技に参加後、本来の型の稽古に進みます。

なお、海外には現在60の支部があります。

糸東流とは?

創始者は、摩文仁 賢和(まぶに けんわ)さんです。

摩文仁賢和さんは、沖縄出身の空手家で、13歳首里手(空手の一種)の糸洲安恒の門下に入ります。

その後、本土に渡り、神伝不動流、不遷流など本土の柔術を学び、1934年に、大阪で糸東流として初めて『養秀館』道場を開きます。

糸東流の名前は、恩師の『糸洲安恒』『東恩納寛量』の頭文字を1字づつとって名づけられています。

糸東流の特徴を解説!

糸東流の特徴は、空手の突き蹴りだけではなく、投げ逆技など総合武道系です。

糸東流は、『守・破・離』の理念を基本を忠実に守り、応用、そして独立の体系ができています。

鍛錬方法は、巻き藁をつかった鍛錬など、実践を想定した稽古が特徴的であり、他流派と比べると型の種類はダントツに多く、技術的体系が確立されています。

糸東流は、1993年に『世界糸東流空手道連盟』が結成され全世界55カ国が加盟しており、組手、型の競技が行われています。

和道会とは?

創始者は、大塚博紀(おおつか ひろのり)さんです。

大塚博紀さんは、茨城県出身で、明治30年江橋長次郎から為我流柔術の手ほどきを受けます。

その後、剣術師範中山辰三郎(神道揚心流第3代目師範)から、神道揚心流柔術を学び、神道楊心流の免許皆伝をもらい、学生の時、船越義珍先生から空手の型を習い全てマスターします。

大塚博紀さん創造性に溢れ、いろいろな武道を取り入れる人物でした。

和道会の特徴を解説!

和道会は、1940年「和道流」を名乗り、1967年「和道会」に名称変更をします。

和道会は、柔術の特徴があり、「捌き」「流し」「押し」「引き」「入り身」「転身」があります。戦い方は、相手と正面で向き合わず、基本の組手には基本技の「表」と応用技の「裏」があります。

毎年、8月に日本武道館で全国大会が行われており、国内1,350支部、海外250支部、会員約185万人、有段者約18万人(1997年時点)と世界的にも規模の大きい団体です。

まとめ

今回は、空手の型の種類(流派)やそれぞれの特徴を解説してきました。

今回ご紹介した内容は、あくまで空手団体の一部の姿であり、全容を紹介できたわけではありません。

あらかじめご了承ください。

それぞれの団体とも、思想や技術体系とも素晴らしいものがあります。

これからも、お互い切磋琢磨して空手の発展に寄与していただきたいです。

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